緑内障
目で見た情報を脳に伝達するための「視神経」という器官に障害がおこり、視野が狭くなっていく病気のことです。見える範囲は少しずつ狭くなっていき失明に至る場合があります。症状の進行がゆっくりなため自覚症状がないことが多く、発見が遅れてしまいます。その為、症状がない場合でも早期発見・治療のため定期健診をお受けいただくことをおすすめしています。
緑内障3つの柱
・眼圧:点眼やレーザー治療等で改善を行います。(保険診療)
・酸化:詳しい内容は「
酸化ストレス」をご覧ください。(保険適用外)
・血流:詳しい内容は「
血流改善」をご覧ください。(保険適用外)
加齢黄斑変性症
網膜の中心部にある黄斑という組織が加齢によってダメージを受け、視力が低下してくる高齢者に多い病気です。
視野の中心をよく見ようとすると見えにくくなるといった症状があります。
ブルーライト・紫外線など、あらゆるダメージを防ぐ眼鏡もご案内しておりますのでお気軽にご相談ください。
目の老化治療
白内障
白内障とは、年齢とともに水晶体が白く濁り視力が低下してしまう病気です。
水晶体とは、目の中でカメラのレンズのようなはたらきをしており、白く濁ってしまうと光が網膜に届かず眩しいと感じたり視力が低下してくるといった症状が出てきます。
当院では白内障の日帰り手術を行っています。
結膜炎
はやり目とも呼ばれ、白目の表面の膜にあたる結膜が炎症を起こし目が赤く充血する病気です。
充血の他に目ヤニが多く出たりまぶたの腫れや目がゴロゴロするなどの症状が出ます。
結膜炎の種類には、ウイルスによって感染が広まる「ウイルス性結膜炎」、花粉やアレルギーなどで発症する「アレルギー性結膜炎」等があります。
麦粒腫、霰粒腫(ものもらい)
まぶたが腫れ、痛みやかゆみが伴う病気です。
まぶたの汗腺やまつ毛の毛根、脂線などに細菌が入ることで腫れや炎症を起こします。
細菌のついた手で目をこする、目の周りの化粧が落とし切れていないなど目が不衛生な状態でいることが原因になります。
※当院で取り扱っている目の清潔感を保つためのアイケア製品については
こちら
ドライアイ
スマートフォンやPCの使用による目の酷使、エアコンによる乾燥、加齢などによって発症する疾患です。
涙にふくまれる成分のバランスが崩れたり少なくなったりすることで目の渇き・痛みや涙が勝手に出てくる等の症状が現れます。
主に水分が不足するタイプと油分が不足するタイプがあります。
水分量が極端に少ない場合シェーグレン症候群という全身の炎症性疾患の恐れがあります。
油分が不足していると、マイボーム線という組織の機能が低下することで涙の蒸発を防ぐことができずドライアイの症状が引き起こされます。
※当院で取り扱っている目の渇きや疲れに効くアイケア製品については
こちら
糖尿病網膜症
糖尿病の合併症の一つで、糖尿病になると網膜の血管が損傷し変形やつまりの原因になります。
それにより網膜が酸欠状態になることで新しい血管を生やして酸素不足を補おうとしますが新生血管はもろいため出血を起こしてしまいます。
完治はできませんが、早い段階での治療により視力低下を予防できるので糖尿病の患者様は定期的な通院をおすすめ致します。
小児眼科
生後すぐのぼんやりとした視力は、幼児期にいろいろなものを見て脳で認識される訓練をすることにより発達していきますが、なんらかの形で発達段階に妨げられることで弱視になります。
これにより成長してからコンタクトや眼鏡を装着しても視力が出なくなってしまいます。
片方の目が見ようとしているにも関わらず、もう片方の目が全く別の方法にむいてしまうことを斜視といい、こどもの2%ほどにみられます。
眼球を動かす筋肉・神経の病気、遠視、視力不良など様々な理由が原因となります。
近視とは眼軸が長くなる状態のことで、網膜剥離・緑内障・黄斑変性に高確率でなることが知られています。
その予防として就学時の眼軸伸長を抑制する必要があり、強度な近視にならないように小児からの抑制治療〈オルソケラトロジー〉を推奨しています。
飛蚊症
飛蚊症とは黒い虫のようなものが動いて見える状態のことをいいます。
視線を動かしても一緒に移動してくるように感じ、形や数は様々です。
主な原因は加齢による影響の生理的なものと、網膜剥離などの病気によるものに分かれます。
抗VEGF硝子体注射
目の表面から硝子体腔に、極細の針を使って血管の異常を軽減する抗VEGFを注射する治療法です。
血液や栄養などの成分が漏れ出るのを防ぐこともでき予防としても効果的です。
院長は長年山梨大学附属病院の網膜専門外来で上記疾患の治療に当たってまいりました。
クリニックではあまり受けることができない硝子体注射を大病院に受診せずとも治療が可能です。
お気軽にご相談ください。
治療の対象となる主な疾患
・加齢黄斑変性症
・網膜静脈閉塞症
・糖尿病網膜症
・近視性脈絡膜新生血管
レーザー治療
様々な治療に使われているレーザー治療は眼科領域でも用いられており、治療だけでなく予防としても活用されています。
特定の波長のレーザー光線を網膜にあて、凝固させることにより病気の進行を抑える治療です。
主に網膜に関係する疾患に用いられます。
治療の対象となる主な疾患
コンタクトレンズ・
眼鏡処方
当院でコンタクトレンズをご購入される方のみ、お受けしております。
1日使い捨てタイプ
・アルコン
デイリーズトータルワン
近視用・遠近両用
・クーパービジョン
マイデイ
近・遠視用・乱視用
・ジョンソン&ジョンソン
ワンデーアキュビューオアシス
近・遠視用・乱視用
ハードコンタクトレンズ
・サンコンタクトレンズ
近・遠視用 遠近両用
個々の角膜形状に合ったオーダーメイドのコンタクトです
円錐角膜治療もできます
・小学生以下の処方はできません
・初めての方は装用練習を含め2回ほど通院が必要です
・お支払いは前払いでお願い致します
・カラーコンタクトのお取り扱いはございません
■お子さまの眼鏡処方について
お子さまの眼鏡処方は視力が変動しやすいため、当日処方箋をお出しできない可能性がありますのでご了承ください。